こんにちわ なぎです
様々な理由から転職を検討する事があると思います。日本は終身雇用を基本としているので、コロコロ転職できないし、失敗しないためにはどうしたらいいのか悩みますよね。
今回、実際に私が転職時に感じた留意事項まとめてみました

転職するまでにかかる期間
来年度4月から新しい職場に移りたいとしたら何月くらいから動き出すのがいいと思いますか?
転職活動期間は平均3ヶ月以内。
4月入社を予定しているのであれば、早くて1月位から動き出すのが打倒であると思います。
病棟勤務の求人であれば半年ほど先の募集もありますが、基本的には早く職場の欠員を埋めたいと考えているので、内定目的での早すぎる転職活動は比較できる求人が減ってしまいメリットがあまり無いと思います。
早く進めれば1ヶ月程度で終わりますので、できるだけ早い転職を希望される方は今すぐにでも動き出すのが良いかと思います。
転職活動の流れ
- 転職希望先を絞る
- 必要書類を揃え求人へ応募
- 書類審査通過
- 面接日が確定
- 面接(転職希望先によっては2次面接あり)
- 内定
- 内定受諾
看護師求人のほとんどは2次面接等がなく、一回の面接や適正試験などで内定が確定します。
転職の事前準備
転職活動の事前準備としてやっておくべきことは大きく2つ!
転職理由の明確化
転職理由の明確化をしておく事で、次の転職先に求めることが定まり転職の軸が決まります。
「転職したけど、思ったのと違った」とならないように転職によって叶えたいことを明確に決めておきましょう。
可能なら転職で叶えたいことの優先順位もつけておきましょう。妥協出来るところと出来ないところが見えてきます。
情報収集
自分の希望に合う職場があるのか情報収集をしてみましょう!
出勤可能な地域、求められるスキル、給与相場など、知っておくことで後悔のない取捨選択ができるようになります。
特に、給料を比較する際は注意が必要です。
単純に年収や月収の総額で比較するのではなく中身をしっかりとみるようにしましょう。
例えば、みなし残業30時間を設定している会社AとBがあったとします。同じみなし残業時間数ですが、実際の残業時間はA社が0~30分なのに対してB社は約30時間だとすれば、明らかにA社のほうがいいですよね。
また、訪問看護や美容系などインセンティブ・歩合制を導入している会社なら、訪問件数〇件、営業件数〇件以上で月給〇〇万円以上可能などの記載があったりします。会社が目標設定している件数が、十分に努力しないと達成できない目標なのか、普段通りに仕事をすれば余裕をもって達成できるのか、求人情報だけではわかりません。
事前に情報を収集しておくことで、日々の仕事の忙しさや責任の重さなどと比較しながら給与が納得できるものなのか比較することができます。
休日日数に魅力を感じる人なら、有給休暇の多さだけでなく、有給消化率もしっかりみておきましょう。
転職はスケジュール作りが大事!
希望の求人へ応募し、書類審査が通過すると面接日が決まります。面接日は会社側から指定されるか、面接可能日を聞かれますので、それをもって面接日確定となります。
転職時は、比較検討するためにも複数の会社へ応募するのが一般的です。
可能なら、第1希望から内定を貰い1回で終わるのが楽ですよね。しかし、面接を受けたことで企業に対する印象が変わったり、希望順位が変動することがあります。
私も面接を経て、希望の順位が変動しました。面接によって会社やスタッフの雰囲気が見えてきますので、1社のみに絞らずに候補上位に挙がる企業は面接を受けて置くのがいいと思います。
面接日は同じ週に組む
内定をいただいたら終わりではなく、内定受諾の返事をしなけらば行けません。
内定受諾には期限があり、あたりまえに企業側は私たちの転職活動が終わるまで待ってくれません。
比較検討しながら転職先を決めたいのでしたら、応募しようとしている企業の合否連絡がおおむね同じ日取りになるように面接日も同じ週に設定する必要があります。
第1希望から順番に面接を受けても、私のように希望順位が変動することがありますので、第1希望への転職意欲が強くても、第2、第3希望も同じ週に面接を行うのがよいと思います。
面接終了から内定結果の連絡まで、約1週間程度のところが多く、内定受諾期限を1週間後に設定するところが多かったです。
※即日で内定を下さるところや、内定受諾の期間を3日程度と短く設定している所もありますのでスケージュールをうまく組んでいても思い通りにいかないことがあります。
内定受諾期日の延長は、相談により可能な企業もありますが、延長するということは”自社以外に行きたい企業がある”という意味にもなりますので迷ったら延長すれば良いわけではありません。
上手な面接日程スケジュール例
下記のように同じ週に面接日を設定すれば、内定連絡や受諾期限がおおむね同じ時期になりどちらの企業に就職するべきか悩むことが来ます。

下手な面接スケジュール例
先のことを考えずに別の週に面接日を組んだ場合は、比較検討ができなくなってしまいます。
「A社から内定をもらえるならB社を辞退するつもりだけど、A社の内定がもらえないなら第2希望のBに行きたい」なんて考えたりしますよね。
内定受諾には期限がありますので、スケジュール作りが下手だと、B社の合否連絡は来週なのに、内定をもらったA社はB社の合否を貰う前に返事をしないといけない状態になります。

転職エージェントの利用
現職を続けながら転職活動をされる方もいると思います。転職活動は求人を探すところから始めて、スケジュール組みや、そのための企業との連絡等、大変なことが多くあります。
転職活動は、エージェントにサポートしていただくのが確実かつ効率がいいです。
エージェントの利用にお金はかからないので(優秀な人材を紹介することで企業からお金をもらっているため)転職の知識が豊富なエージェントサービスを活用することをおススメします。
転職エージェント利用のメリット
・希望を伝えるだけで求人を出してくれる
・必要書類の添削や面接練習を行ってくれる
・過去の応募者の情報をもとに、求められる人材や面接時の傾向などを知ることができる
・スケジュール管理をしてくれる
・企業側とのやりとりを代わりに行ってくれる
・給与の交渉など言いにくいことを代わりに聞いてくれる
転職活動は一人で進めていくのはとても大変なので、有識者と一緒に進めることで無理なく希望に近い転職が可能となります。
スキル不足等を理由に希望が叶わないこともありますが、エージェントを利用すれば面接に落ちて終わりではなく、何が不足していたのかフィードバックを企業から頂けるので、希望のキャリアを築いていくために何が必要なのか知る機会につながると思います。
キャリアアドバイザーとの相性やエージェント会社毎の得意とする分野がありますので複数のエージェントと話をしながらすり合わせを行けたらよいと思います。
