こんにちわ なぎです。
今回はパーキンソン病について軽くまとめました。
パーキンソン病とは
神経伝達物質である「ドーパミン」が減少することで、思うように体が動かなくなる病気です。
ドーパミンは、運動調整のほかに、快感や多幸感、意欲といった役割をしています。
症状
おもな症状は以下の4つです。
- 無動、寡動=動きが鈍くなる
- 振戦=手足の小刻みな震え
- 筋拘縮=筋肉のこわばり
- 姿勢反射障害=バランスが取れない
上記以外に、非運動症状として、睡眠障害、自律神経症状、精神症状が出現します。
病気の重症度分類
パーキンソン病の重症度を表すホーエンヤール重症度分類というものがあります。
症状によりⅠ度~Ⅴ度に分けられます、以下の様に分類しています。
I度 |
片側のみ障害があり、日常生活への影響は少ないレベル |
II度 |
両側に障害がみられるが、介助は不要レベルだが不便さが増加 |
Ⅲ度 |
歩行障害(小刻み歩行・すくみ足)が現れ、方向転換時にバランスを崩し転倒しやすくなる。日常生活は可能。 |
Ⅳ度 |
歩行に加え立ち上がりも困難で、多くの動作に介助が必要 |
V度 |
車椅子またはベッド上で寝たきりで、日常生活では全面的な介助が必要 |
生活機能障害度
1度 日常生活、通院にほとんど介助を要しない。 2度 日常生活、通院に部分的介助を要する。 3度 日常生活に全面的介助を要し、独立では歩行起立不能。
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