こんにちわ なぎです
看護師やめたいけど、誰になんて言えばいいかわからない。退職届ってどう書くの?と壁にぶつかる方もいると思います。
今回は、退職意志の伝え方、退職願・退職届についてまとめていきます


退職意志を伝える相手
退職意志を伝える相手は、直属の上司になります。病棟勤務でしたら、病棟の師長さんへ伝えます。
業績評価等で師長さんと話す機会があればその時でも構いませんが、時期によっては話す機会が全くないので、そんな時は先ず師長さんへアポを取りましょう。
「相談したいことがあるのですが10分ほどお時間をいただけませんか?」
有給消化したいのであれば早くアポをとって伝えましょう
退職の伝え方
退職意志を伝えるときって退職願か、退職届を持っていくイメージがありますよね。
しかし、退職願をいきなり渡すのはマナー違反だって知っていましたか?私は知りませんでした。退職する場合にゆくゆくは退職願いや退職届を書くと思いますが、まずしなければいけないのは直属の上司への報告です。
退職するときまでマナーのこと考えなきゃいけないの本当に気疲れしちゃいますが、できるだけ円満に仕事をやめられるようにできる努力はしておいた方がいいと思います。
退職意志を伝える時の内容
伝えるべき内容は、退職を希望する時期、退職理由、有給消化についてです。
例「地域を支える看護分野に興味があり、訪問看護に挑戦したいため〇月末頃に退職したいと思っています。大変ご迷惑をおかけすると思いますが、転職活動や訪問看護分野を学ぶために退職〇日前から有給を使用したいと考えています。」
ここで大事なのは、辞める理由!!
『人間関係が苦痛なのでやめたいです』など後ろ向きな退職理由は基本NG
病棟の配置換えでもいいのか?相談に乗るからもう少し頑張ろうなど、目標としている退職以外の提案を出されてしまう可能性が高いです。退職をゴールに設定しているなら前向きな退職理由を伝えることがおススメです
身内の介護や病気等が理由の場合はそのまま伝えてもよいと思います。
退職願と退職届の違い
退職願と退職届って同じような名前だし、どっちも同じようなものだと思ってしまうかもしれませんがちゃんと違いがあるんです。勤務先によっては特に違いを設けていない場合まりますが、法的な部分も絡みますので知っておいた方がいいですね。
退職願とは
労働契約の合意解約を申し入れる書面
退職願は、職場に対してやめてもいいですか?と確認する書類になります。
退職届とは
一方的に退職を通告する書面
退職届は退職することを伝える書類です。退職届には退職日を明記し、受理されたあとは職場の合意なしに撤回することができなくなります。
民法627条では、年棒制や契約社員などの期間の定めのない労働契約について、退職の申し入れから2週間を経過すれば退職できると規定しています。
つまり、一般的な正社員であれば、勤務先が申し出を拒否しても2週間後の退職が可能になります。
退職届の記載例をPDFで下記に載せておきますので参考までにご使用ください
退職届
退職願・退職届は誰に出す?
退職願いも退職届も提出するのは直属の上司になります。病院でしたら師長に提出し、院長に届く流れになります。上司から直接提出するように言われることがない限りは直属の上司に提出で問題ありません。
退職願・退職届は誰宛?
退職願も退職届も直属の上司に提出すると言いましたが、宛先は社長又は院長になりますので注意してください。
医院長の名前なんて知らないんだが…というかたは自身の勤務先をネットで検索すれば出てくると思います。不安でしたら師長に確認してもよいですね
職場によって退職時に提出する書類は違う
退職願いや退職届に関して、就業規則により所定の用紙を定めている場合があります。所定の様式でなくとも、退職届を出すことで退職意志表明は可能ですが、職場の上司に相談した際に確認しておいた方がよいと思います
一身上の都合により以外の理由を書くようにしてほしいなど、職場によって指定があるところもありますので記載する理由が一身上の都合でいいかも余裕があれば確認しておきましょう
会社や上司へ連絡不要!【退職代行ガーディアン】
