肺気腫とは
肺気腫とは、肺や気管支に起きた炎症が長期間続くことで、肺胞の組織が壊れ肺の機能を十分に保てなくなる状態です。
肺胞は酸素と炭酸ガスの交換を行っているため、肺胞が壊れていくことでガス交換が上手く行われなくなってしまいます。残念なことに、一度壊れた肺胞は元に戻りません。
肺気腫は喫煙によるものが多く、ほとんどの場合慢性気管支炎を伴っており、臨床では慢性閉塞性肺疾患(COPD)という病名でよばれることもあります。
症状
観察項目
- ビア樽状胸郭(ガストンみたいな胸筋モリモリ風の胸がでっぱった体型)
- 労作時呼吸苦
- 喘鳴
- 咳
- 痰
- 呼吸音減弱
- 呼吸延長
- 胸鎖乳突筋肥大
- くちすぼめ呼吸
- spo2
- チアノーゼ
- 末梢冷感